From 柴田 和季 (しばた かずとし)
事業価値を高めるために、
顧客の価値を高めることや自社固有の技術を高めるということを先に触れました。
前者のキーワードをシンプルにまとめると以下の3つに絞ることができます。
- コスト(費用)価値
コストは顧客から見て容易に価値判断基準となります。
同じ品質や機能であれば、コストが低い方に価値が高いと判断されます。 - 付加価値
価格が高くても顧客が欲しいと思う価値であり、提供側が価値を決めるわけではない。
商品・サービス自体を上回る+αな要素や希少価値。 - オンリーワン価値
他にライバルがいないという価値。
ターゲットを絞り込む、ニッチ分野で戦い利益を確保する。
上記いずれかの価値を利益の源泉として、
一貫性を持ったビジネスモデルを作る必要性があります。
ここで注意したいのは、、、
3つの価値を同時に提供することは実現できないということです。
コスト価値を上げて付加価値を上げることは、
後者に挙げた自社固有の技術を活かしにくくすることになるため、
かえって顧客の価値を見いだせなくなることになりかねません。
また、コスト価値上げてニッチな市場に絞り込みすぎると
成長が見込めなくなってしまいます。
上記の事を意識しながら、
事業価値向上の方向性を決める必要があります。
次回は事業見直しを含めた事業戦略ついて触れていきたいと思います。
もし自分が倒れたら、まったく利益が出なくなる・・・
このような大半の事業所では、
集客や商品開発、価格決定、マネージメントなどのすべてを
経営者さんに依存したシステムになっています。
しかしこれでは、経営者さんはいつまでたっても
心の平穏を感じることができません。
なので、もう集客に困らなくなるように、
経営者さん自身がいなくても事業所が利益を出し続けられるように
ビジネスのシステムを作らないといけません。
だから僕たちは、あなたに依存しないと利益が出ないビジネスシステムから、
お客さんを集めることに奔走しなくてよくなり、強豪との安売り合戦に巻き込まれることもなく、
さらに売り込まなくても、自然に売れて利益が出るシステムを作り出すためのアイデアを紹介しています。
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