From 平野 貴之(ひらの たかゆき)
ビジネスをしていくうえで、データーに基づいて経営判断をしたり、
マーケティングを考えたりすることは重要です。
しかし、データー「だけ」に囚われると、
逆に判断を間違えることもあります。
それは、「データーの取り方」や「データーの中のどの部分に注目するのか」
または「データーを見て判断を間違える」などによって大きく変わるからです。
データーの取り方が違えば判断も違います
例えば、想定しているお客様が「20歳の女性」であるのに、
「年代、性別関係ないデーター」をとったら、
経営判断は間違うかもしれません。
これは、データーの取り方に問題がある場合と、
そもそも、想定顧客が曖昧である場合があります。
データーのどの部分に注目するか?
例えば、「過去3年間のデーターで売上が伸びているから」と言う
データーの見方をしたら、
実は、「2年半までは伸びているが、直近では違う競合商品が
出て売上は伸びない」のかもしれません。
このように、都合の良い所だけをデーターでとってしまうと、
経営判断は間違います。
データー自体は悪くなくても間違った判断をしてしまう
例えば、「飲食業で原価率は30%以下が望ましいが、
うちは35%だから原価を低減させよう」と言うケース。
実は、「その原価率の高さが、競合他社より販売価格が高くても
お客様から支持された理由」であれば、原価が高いというデーターは
間違っていないですが、それをどのように捉えるかが間違ってしまうケースです。
このように、データー「だけ」を見ても、経営判断は間違うこともあります。
よって、データーが無いと困りますが、
データー「だけ」で判断してもダメなのですね。
つまりは、経営判断と言うのは、総合的判断が必要なのです。
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