From 鈴木 基(すずき もとい)
集客数が減ってきたとき、多くの人は新しい集客の入り口を増やします。もちろんそれには大賛成です。当たり前のことですが、使える集客メディアはすべて使った方がいいですからね。
でも、集客メディアを使って集客の入り口を増やしても、その効果が一時的なものになってしまうという経営者さんがほとんどです。「使いだして最初の3カ月間は良かったんだけど・・・ 他にいい集客の入り口はありませんか?」と相談されたという話をよく耳にします。なぜ、そのようなことになってしまうのでしょうか?
集客メディアはただの道具
それは、集客の根幹ができていないからです。たとえば、アスリートがどれだけ筋肉をつけても、根幹が不安定だと、その筋肉は体を重くするぜい肉と何ら変わらないものになってしまいますよね。
これは集客も同じです。あなたが集客の根幹をしっかり安定させてから、スマホサイトなどの新しい集客メディアを取り入れれば、その集客の入り口から入ってくるお客さんをずっと惹きつけることができるのです。
しかし、新しいメディアは、参入した順番が早いほど有利とされています。だから、「今さらブログを始めても・・・」などと考えている経営者さんも多いです。
でも、新しいメディアでうまく集客し続けられるのは、集客の根幹ができている事業所だけです。だから、あなたが後発組だとしても、競合に勝てるチャンスは十分あるのです。
さらにもう1つとっておきの方法があります。これは僕が偶然見つけた、後発組専用の集客の根幹の作り方です。そして、それが『勝利の方程式』なのです。
あなたの『勝利の方程式』は?
『勝利の方程式』は、お客さんを惹きつけ、競合に対して参入障壁を作り、あなた独自の熱狂市場を作ります。熱狂市場というのは、あなたがお客さんにとって唯一の選択肢になっている状態—- つまり、外的な要因に影響されることなく、価格や利益をあなたが自由に決められる市場の事です。
僕が偶然見つけた集客の根幹というのは、あなたの商品やサービスの熱烈なファンで構成された熱狂市場を生み出す技術なのです。そして、このような市場を作って成功した事業所はたくさんあります。
QBハウスという床屋さんをご存知でしょうか? “10分の身だしなみ”を合言葉に店舗を広げる床屋さんです。それまでの床屋や美容院は、カリスマ美容師などをそろえて、モデルを使って広告するというのが(今でも)主流で、「しっかり丁寧に対応して、きれいにかっこよく仕上げます」ということを前面に打ち出しています。
その市場に対して、QBハウスは初めて10分で1,080円という時間の短さと安さを前面に打ち出しました。その結果、他の競合から独立した独自の熱狂市場を作り上げて、どんどん店舗を増やせているわけです。
床屋・10分・1,080円
このフレーズは、どの集客メディアに載せても相当目立ちますし、他にマネできる事業所もないので、集客し続けられるのです。
ちなみに、安さで勝負しようとすると、ほとんどが多店舗経営をしなければならなくなります。なので、家庭教師時代の僕は、単価を上げて独自の熱狂市場を作っていました。そうすると、必要なお客さんの数はごく少数で済みます。
でも、単価を上げるということに、抵抗を感じる経営者さんは多いです。僕のクライアントの瀬戸市の塾さんも、最初はそうでした。でも、大手の塾さんよりも高い価格で売り出した夏期講習が、目標の数より少し多く売れました。
このように、集客の効果が長続きしない原因は、集客の根幹ができていないという理由がほとんどなのです。
あなたは集客の根幹を作る前に、集客の入り口を増やそうとしていませんか?
家族を想い頑張るあなたの集客力向上のために 鈴木 基
【熱狂市場を作り出す4つの秘訣】
商品やサービスの価格を安くする以外にも熱狂市場を作る方法が3つあります。それらを動画で無料公開しています。熱狂市場は参入障壁を作るため、先に作った方が圧倒的に有利です。なので、『勝利の方程式』に興味のある方は、ぜひ、今すぐご覧ください。